※『8年越しの花嫁』と『宇宙よりも遠い場所』のネタバレを含みます。
今日出勤前に『8年越しの花嫁』って映画を観てたんですよ。
佐藤健と土屋太鳳が結婚間近なんだけど、土屋太鳳が重い病気で意識不明になっちゃう。
で、数年後に目が覚めるんだけど「産まれなおした」状態になってて元通りではない。赤ん坊と同じような感じ。
それでも土屋太鳳と両親と佐藤健が支え合ってリハビリを頑張った結果、土屋太鳳は車椅子だけど日常生活を送れるまでに快復。受け答えもバッチリ。
みんな喜ぶものの、佐藤健のことだけうまく思い出せない。目の前の佐藤健と、彼を愛していたという感情が結び付かない。
そのギャップに苦しむ彼女のために、佐藤健は別れを決意するのだが……。
ここまで前置きかな。
このあとですね、土屋太鳳が自分たちの結婚式のプランナーさんと再会して、佐藤健が毎年同じ日に式場の予約を取り直してくれていたことを知るんですよ。
その結婚式を挙げるはずだった日付。それを暗証番号がどーしてもわからなかった携帯に入れてみると、ロックが外れるんですよこれが。
そして待ち受けには幸せそうな2人の笑顔。
でもってメーラーが起動して、土屋太鳳が眠っていた数年間に佐藤健が送ったメールが数百通。
その数と内容から、過ごしてきた年月と佐藤健からの深い愛情を感じる土屋太鳳。
これ知ってる!この流れ知ってるよー、知ってるよー、知ってるよー……。
お母さんの死を実感できない報瀬ちゃん。お母さんの遺品のノートパソコンにお母さんの誕生日を入力するけどパスが合わない。
娘である自分の誕生日でパスが通る。メーラーを起動すると、これまでにお母さんへ向けて自分が送信してきた、4桁にのぼるメールが一斉に受信される。
そこで初めて「お母さんはもう戻ってこない」ということを認識して、やっと泣くことができるという流れ。
よりもい屈指の名場面ですね。漏れしゃくり上げて泣きました。
でも似てるわー。似すぎてるほど似てるわー。だって土屋太鳳が携帯のロック外した瞬間に「これメール来るわ」ってわかったもん。
花田先生にはラブライブの時の『グリー』っていう前例があるしなぁ……。
この「メールを受信することで時間の流れと思いを感じる」演出ってのを、他で見たことないんだよなー。
ググっても『8年越しの花嫁』と『よりもい』についての話が見当たらないから、漏れが知らないだけでよくある流れなのだろうか。
もしとんでもなく既出なネタだったら後でこっそり教えてください。