バトルフィーバーJが予想以上に面白く、連休中に37話まで一気に観てしまった。ながら観ですが。
「ここがみどころバトルフィーバーJ」
・みんないいかげん。
戦隊もののイメージとして、お調子者が何人かいるけどレッドが締める感じがしますがそうでもない。特に中盤以降。
まずフランスとアメリカは暇さえあればショッピング。そして本部で着飾って将軍に怒られる。
他のみんなは大抵喫茶店でインベーダーゲームかブロック崩し。序盤はメンバー2〜3人だったのが中盤は全員で遊んでたりする。
仕舞いには本部内でサポートメンバー含め7人くらいでトランプやってて、「爆発事故が起きた」との報に「そんなの消防署に任せとけ!」とフランスが叫ぶと、そうだそうだ言いながらトランプを再開して将軍に怒られる。
・気付いたら水着回。
1年間放送したはずなんだけど、水着回がやたらと多い。海水浴やらプールやら。あ、沖縄にも行ったか。
当時の流行とおおらかな時代が合わさった結果なのだろうか、みんな惜しげもなくビキニ姿になってくれる。
初代アメリカの白ビキニ姿は必見だと思います。あの人綺麗かつ可愛くていいわ。
・魅力的な敵陣営。
まず「エゴス」って名前がカッコいい。小並感。
首領のサタンエゴス様は状況分析に長けていて、コメントがいちいち「なるほど」と思わされます。
大失敗をした者をあっさり「死刑!」にすることもあるけれど、指揮官が重傷を負った際にはちゃんと気遣う一面も。
スキンヘッドが特徴のヘッダー指揮官。この人は作戦立案・前線指揮両方やるすごい人。直接バトルフィーバーと戦ったりもする。
サタンエゴス様が変なこと言い出した時に、ちゃんと苦言を呈するところもいいですね。
重傷でフラフラなところへみんなが駆け寄って支えてくれたシーンは美しかったです。
中身はビューティーペアとしてジャッキー佐藤とタッグを組んだマキ上田。
この人は「役者じゃない人がドラマに出たやつ」では、かなり上位に入る演技力だと思います。
プロレスラーなので素顔のアクションシーンが多いんですが、ちゃんと動けてて観ていて楽しいですね。
アフレコも完全に棒ではないけど上手というほどでもないところなのが良い。(褒めてます)
表情・顔付きと声が合ってて、なんか良いんだよなー。初登場の回でなんか「あ、上手いな」って思っちゃったんだよなー。
・日高のり子。
仮面ライダーに少年ライダーなんやらとかいう子供たちが出てきたけど、あんな感じで女の子が3人くらいいる中の1人が、当時高校生の日高のり子。
出演してるって予備知識がなくても一目でわかったくらい変わってない。水着回もある。
声優になる前の出演なので、初めてのアフレコはアニメキャラではなく自分に声を当てたもの。ここテスト出まーす。
この辺の話を神谷明のラジオに出た時に語ったらしい。すげぇ聴きたい。
という感じに楽しく観られて良かった。飽きるかな?とも思ったんだけどね。杞憂でした。
このまま全部追いかけて行きたいが、ゆくゆくはコラボ映画のためにもライダーを並行して観ていかないといけない。
漏れいままでにも何度か昭和ライダーを観ようとしてきたんだけど、こっちはなんか合わなかったんですよね。
今回はどうかな。戦隊同様に楽しめるといいな。