「初恋彗星」綾崎隼著
久しぶりに途中で読めなくなった。ハマりすぎて。
嘘に嘘が重なっていって、どうにも身動きが取れなくなって。でもその嘘の中に悪意は全く無くて。
こういうことなんだろうな、という隠された筋書きは大体当たっていたけれど、もっと色々とあったりで
読み続けるのが苦しくて何度か休憩を挟んでました。
それだけにラストがちょっと期待していたものと違ってて残念。
僕は「え、そーなるの?」と思ったんですが、ネットで感想を拾うと読み取り方が人それぞれで楽しいですね。
完全なハッピーエンドではもちろんないけれど、これはこれでアリなのかなー。かなー。
1回読んだだけの今の時点ではオチが素直に受け取れないけれど、読み進められなくなるくらい切なくなっちゃったから、文句なしに「面白かった」1冊。
5/5