・初めて遅刻した。以下詳細。

 電車がねー、21分とかそこらに来るっぽかったのよ。でも少し早く電車が来て、人が乗り降りしてたから漏れも乗ったの。んで携帯のメールチェックしてふと顔を上げると、みんなこの路線のロゴ入りキャップかぶってるの(笑)。背広の人もラフな格好の人もみんな。
 最初に思ったことは「え、ドッキリ?」だった(笑)。隣の車両を見ても、みんなキャップかぶってる。かぶってない人も少しだけいたんだけど、手にはキャップを持ってる。
 ここ乗っちゃいけなかった?とも思ったんだけど、それにしちゃ誰も何も言わないの。すげーキョロキョロしてたら、リュック+よれよれシャツ+大きなマスクって人がいて、「ああ、この路線はアキバに繋がってるからな。あの人は普通の人だ」って納得しちゃったんだよねー。
 でもやっぱり気になって仕方がなかったので、急いで電車を降りようとしたんだけど、「プシュー!」と音を立てて閉まるドア。
 諦めて席に戻る。アキバ君を見つつ、「間違っちゃったとしても、あの人もいるから大丈夫。大丈夫」と安心する漏れ。案の定電車変。スピードが異様に遅い。徐行のまま進む。そのうち停車。やがて本来のコースとは違う線に入って行き、見えてきたのは車両基地
 基地に着いた電車から、ぞろぞろと降りていくキャップの集団。その中の1人が「一般の方ですよね?」と声をかけてくれた。なんかタクシー呼んでくれるらしい。ていうかアキバ君も社員?!(笑)
 普通路線に戻る電車があれば、それでスイっと戻れるみたいなんだけど、次の戻りが1時間後ってことでタクシー。なんかねー、車両基地までの通勤専用電車があるんだって。回送の時には車掌さんが見回りするんだけど、通勤の電車は急いでるし格好だけじゃわからないしで、なんか普通に乗れちゃったみたい。
 タクシー待ってる間も元の駅に戻ってからも、もうすげぇ謝られまくって、漏れもなんか「お手数おかけしてすみません」って感じで、みんなで頭下げ大会。キップで改札通ったことを伝えたら、改札の横から通してもらえたんだけど、そこでも「何かあったんですか?」「いや、こちらの方を車両基地まで乗せてしまって」乗せてしまって、まで言わないうちに、座ってた人3人くらいが「がばっ!」と立ち上がって、「申し訳ありませんでした(ハモり)」ですよ。結構年配の人も頭下げてくれてますよ。もう漏れの方が申し訳なさ一杯で、「いえ、とんでもないです」とか言いながら、にこやかにホームに逃げた。そりゃ逃げますがな。
 で結局12分くらい遅刻。説明したら笑われまくって怒られなかったから良し。上司の人も爆笑してたし。