「MAMA」紅玉いづき著
海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。
ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ばれているようなそんな気がしたから。果たしてそこには、数百年前に封印されたという<人喰いの魔物>が眠っていた。
トトは魔物の誘いにのった。魔物はその封印から解き放たれ、トトは両耳を失った。そして強い魔力を手に入れた━━。
これは、孤独な<人喰いの魔物>と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。
友達が欲しいです。
別に自分が寂しい人だ、という宣言をしているわけではないです。念のため。
ゲームやアニメ、漫画の話を出来る友人も貴重ですが、それ以上にラノベを語れる友人、というのは得ることがまず不可能なのではないかと思います。
高校や大学までなら部活やサークルの中で知り合う機会がありそうですが、社会に出てしまうとなかなかねぇ。難しいよねぇ。
もう誰かと「そうそう、そうなんだよ!」と語り明かしたい気持ちで一杯です。まぁどーにもならないんだけどね。
10/10