・「六花の勇者」山形石雄著 スーパーダッシュ文庫
魔神を倒すために六人の勇者が集まる、という伝説の元、やってきた勇者がなんと七人。
五人でも七人でもなく、「必ず」六人なはずの勇者。
誰かが偽者。誰かが罠を張った。
それぞれが勇者としてべらぼーに強いため、疑われることは死を意味する。
でもってもちろん疑いの目が主人公へと……。
みたいなお話。
単純な推理ものに終わらず、見せ場がやはり戦闘シーンなところが、「戦う司書」の作者さんだなぁ、と思います。
「シリーズもの」ってことで、これはどう次回に続けるのかな?と思ったら、完全に意表を突かれた。次も絶対読もう。