プロジェクトウイングマンとバスマスターフィッシング2022は国内ゲームパスにも来ていた。

北米ストアと更新タイミングが若干違ったらしい。なんにせよめでたい。

特にウイングマンの方はインターフェースと字幕が日本語ローカライズ済みだった。期待していなかっただけに嬉しい。

ところで漏れはエースコンバットシリーズをほとんど全て遊んできたわけなのだが、プロジェクトウイングマンの操作感はエースコンバットそのままと言っていいと思う。

エースコンバットはあくまで「フライトシューティング」をうたっているので、フライトシミュレーターものと比べると挙動が軽いのです。

似たような見た目のゲームを遊んでみても、なんか重いというか鈍いというか、自由に飛べない感じがとてもストレスになるのです。

シミュレーター系がダメだと言っているわけではないので念のため。

その点プロジェクトウイングマンは明らかにエースコンバットの挙動を意識している。というかキャンペーンを始めてブリーフィングが始まった瞬間、凄まじいまでのパク……オマージュを感じる。

もうとにかく全てがエースコンバットでしかない。この出来で個人制作らしいのだが、製作者さんからのエースコンバット愛が溢れて仕方がない。

「どうせ見た目だけ似てる洋ゲーでしょう?」と思っている人は今すぐにインスコするべきだと思う。少なくともUFO軌道の無人機とばかり戦わせられるAC7よりは面白い。

あえて難点を挙げるならば、ブリーフィングが全部見るか飛ばすかしか出来ないことか。ボタンを押すごとにセリフを送るということは出来ない。そして長い。

ミッションクリア後のやり取りも長い。エースコンバットではミッション終了後にデモが流れてストーリーが展開するのだが、プロジェクトウイングマンでは飛行を続けたまま無線会話を聞く流れなので、やたらと長い印象を受ける。もちろんここで墜落すればやり直しになるし、増援がまだあるかもと身構えてしまい気を抜くことができない。

まだあった。ここまでエースコンバットに寄せているのに、スロットルとヨーの操作が逆で変更もできない。

ドッグファイト中に何度も間違えて敵機を逃してしまうことが多々ある。ここは慣れか。

難易度ノーマルでもきちんとケツを取らないとミサイルが当たらないことと、機銃が気持ち良いくらい強い上に飛び方もカッコいいことは高評価ですね。

とにかく遊んだらいいと思います。エースコンバット好きなら押さえておくべきです。フォルツァホライゾン5までにキャンペーンクリア出来るかなー。