・実はずっと前から興味があってやりたい事があるのだが、それに手を出してしまうともう本当に時間がカツカツになってゲームをやるどころではなくなるのです。
だからそれだけはやるまいと思っていたのだけれど費用とか始め方を調べ出しているし、ここにもこんなふうに書いてしまうあたり自分の中で答えは出ているのかもしれない。
・『日本統一』に飛鳥凛が出ていて仮面ライダーW大好きっ子としてはとても嬉しいのだが、今日観ていたところには八代みなせも出てきたじゃありませんか。偶然なのかスタッフにファンがいるのか。残念ながらすぐに退場してしまったけれど内容が良かったからよし。
・読書好きなら何度も繰り返し読んだ本をいくつか挙げられると思います。
私の場合は
野崎まど『パーフェクトフレンド』
このあたりは本当に何度読み返したかわかりませんね。『燃えよ剣』と『死ぬことと見つけたり』も繰り返し読んだけれど上記3冊には負ける。
そして4冊目が今日ご紹介する『ファイナルファンタジーXIプレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記』であります。
著者は元ファミ通ライター「風のように永田」ことフリーライター永田泰大さん。ほぼ日でよく見かけますね。ああ、『岩田さん』の編集も永田さんですね。
書名をみて「なんだFF11の本か」と切り捨てる方は多いと思います。ですがこの本はあくまで「滞在記」なのです。
永田さんがFFXIを始めるまでの珍騒動から始まり、ヴァナ・ディールという別世界で感じたことや体験したことを書き連ねている。それだけの本なのです。
攻略に役立つような情報は全くと言っていいほどなく、装備できないフルートをなんとなく買ってしまっていたとか、パーティーの欠員を補充するのがとても上手い人に出会ったとか、自キャラに映画の登場人物から取った名前を付けていて同好の士を探している人がいたとか、そんな別世界でのなんでもない話でいっぱいなのです。これが読み物としてとても楽しい。
ネトゲ用語はなるべく使わず、ヴァナ・ディールならではの事柄はわかりやすく説明されるので、FFXI未経験者どころかゲーム自体あまりやらない人も楽しめるようになっています。
なにより永田さんは文章が面白くて仕方がない。これまでに何度もマネをしてみようと思ったくらい好き。全部失敗してるけれど。
そんな『ファイナルファンタジーXIプレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記』が3月31日からKindleでの配信が始まっていました。
しかも単行本ではカットされていた話が復活していたり、あとがきも新規に書かれている完全版なのです。きっと損はさせないと思いますのでよろしければご一読ください。